リスクが少なくリターンが多い投資。
こんな都合のいい話があるはずないのですが、それに近い投資が１つだけあります。
それは、IPO（新規公開株式）での投資です。

このIPOは、新規に公開される株式を購入し、公開された初日に売りさばいてしまうという方法で儲けられるのです。
たとえば、A社が1月30日に上場するとします。
その場合、事前に購入できる金額が決まります。
ここでは、３０万円とします。
３０万円で購入できる権利を得て、1月20日頃に購入します。
そして、1月３０日にその株式をすぐに売ります。
３０万円で購入した株価が、公開初日（初値）で、４０万円になったとします。
そうすると１０万円の利益になります。

こんないい話し。
誰もが飛びつくはずです。
しかし問題が。

だれでも、購入できる訳ではないのです。

抽選になります。

たたじ、抽選に申し込むに費用はかかりません。
つまり、抽選に申し込んでいれば、あとは実力と言うよりも運の方が大事になります。

宝くじよりは、よっぽど割のいい話です。

さて、
先程の例で、３０万円が４０万円になったとご説明しましたが、すべてが上昇して利益になるとは限りません。
でも、事前にある程度の予測はつきます。
IPO　株価　予想　などのキーワードで検索すれば、事前に初値の価格が公開されています。
あまり利益にならなそうな株式があるのも事実です。
選んで抽選に申し込むことが必要です。

もちろん抽選に外れたからといって、損が発生することはありません。
仮に抽選にあたり、３０万円の株を購入し、それがもし３０万円より値下がりしてしまえば、損になりますが、ゼロにはなりません。
値上がりしたとしても、ここで欲を出して、持ち続けるのも危険です。

あくまで、抽選に当たったら、公開初日に売りさばく。
これが鉄則です。
これであれば、実力は必要なく、運だけで勝負ができます。

過去の事例では、１００万円以上も上昇したこともありますし、2倍、3倍なんていう事例もたくさんあります。

では、当たるコツは。
それは簡単です。
抽選にたくさん申し込むのです。
抽選は証券会社経由で行います。
たとえば、A社の抽選に申し込むとします。
しかし、すべての証券会社で申込みできるというわけではありません。公開する会社によって、対応している証券会社が違ってくるのです。
そのため、たくさんの証券会社の口座を持っておく必要があります。
抽選への申込は、各証券会社のホームページなどからも簡単にできます。
また証券会社の口座を開設するのは基本的にはお金もかかりませんし、維持費もかかりません。（変な他の商品を勧められたり勧誘されたりすることはありますが）

まず、一度、IPOについて調べ、証券会社の口座を開設し、挑戦してみてください。

※投資はあくまで自己責任でお願いします。損失が発生する場合もございます。

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※当情報は、2006年11月1日現在のものです。
※株式投資は、元本を保証するものではありません。